日経平均は今週もほぼ横ばいで推移して終わりました。一方で、TOPIXについては、9月29日に高値をつけてから、徐々に右肩下がりになってきているため、相場全体としては下落トレンドに入ってきている可能性があります。アメリカ市場もまだ直近の高値を超えてきていませんので、下方向の動きに注意すべき局面だと思います。
個別銘柄も難しい局面ですが、今日紹介するSUMCOとケネディクスについては、上昇の可能性があると思います。ただし、相場が良くないため、あまり大きく取引することはやめたほうが良いと思います。
3436 SUMCO
SUMCOの動きについては、コロナショックからの反発後、5月~7月まで横ばいに推移していましたが、8月に下落しました。そのまま下落トレンドに入るかと思いましたが、9月11日に反発し、上昇しています。100MAや300MAが1,600円あたりにありましたが、上抜いてきており、株価自体も5MAや20MAの上にあるため、今後も上昇していく可能性があります。直近のポイントとしては長らく超えられなかった1,700円の節目を超えていけるかどうかというところです。
4321 ケネディクス
ケネディクスについてもSUMCOと同様に、コロナショックからの反発後は上昇トレンドが続かず、下落していました。8月下旬辺りから上昇しており、直近は580円の上抜けを試しましたが、超えられていませんでした。10月7日からは5MAを株価が下抜いており、その後、536円にある300MAも下抜いたため、下落トレンドに入るかと思われましたが、切り替えしています。まだ、株価が20MAを上抜いてはいませんが、本日も陽線で終わっているため、月曜以降に上昇する可能性があります。
一方で、ケネディクスは値動きが荒いため、相場が急転すると大きく下落しやすいので注意が必要です。
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