社会人1年目はこの本を読め!

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この春から新社会人になる方、おめでとうございます。

今回は、社会人1年目になる方に読んでほしい本を2冊紹介します。学生と社会人で大きく違うことはルール無用の弱肉強食の世界であるということです。その中で、生き残るには今までと同じ考え、同じ行動では太刀打ちできません。

ぜひ、紹介する本を読んで、生きていく中での一つの指針としてください。

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嫌われる勇気ー自己啓発の源流「アドラー」の教え著 岸見一郎 古賀史健

ベストセラーでとても有名な一冊です。ただ、まだ読んだことがないなら読んだほうがいいです。

本の内容は、フロイト、ユングと並び有名なアルフレッド・アドラーの心理学を哲学者と学生の対話形式でわかりやすく解説しているというものです。

だいたいの学生が社会に出て悩むことが人間関係だと思います。中には、学生時代から人間関係が嫌だった人もいるかも知れません。社会に出ると人間関係だらけです。上司、先輩、同僚、お客など対応方法も多岐にわたります。

私も人間関係には悩みました。そのひとつが悪口です。だいたい職場というものはいない人の悪口を言い合う場です。そして真面目な人は自分がその中で一緒に悪口を言ってしまうことに自己嫌悪し、自分も言われているのではと悩み、悪口の標的を避けるようになります。

特に、標的がいないときはめちゃくちゃ悪口を言うのに、その人がいるところではすごいフレンドリーという人の理解には苦しみました。

しかし、ある時、気づきました。自分がいないときに悪口を言われても、聞こえなければどうということはないということです。

これがわかり、スッと胸がすく感じがしました。

そういった対応をしている中で、ベストセラーだしとりあえず読むかと手にとったのが本書でした。

その中で、「他人を変えることはできない」と書いてあった時にすごい共感を得ることができ、それ以降アドラー心理学が現代社会にとても合っていると感じるようになりました。

これ以外にも、社会人として生きていく上で役立つ情報が満載です。

ただひとつデメリットが、哲学者と学生の対話形式で話が進むところです。わかりやすくなるように工夫しているところだと思いますが、ふつうの文章ではないので人によって好き嫌いがあると思います。

マンガ版もでてますのでそちらを読んでもいいと思います。

人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている著 ふろむだ

有名ブロガーのふむろださんが書いている本です。

学生時代と社会人の大きな違いは、実力しても結果が出ないことが多いということです。

ここで、真面目な人は実力を伸ばすために努力をします。実力さえあれば、そのうち他人に認めてもらい良い評価を得られると考えるわけです。

しかし、実力があっても社会では認められません

社会では、実力があるようにアピールしたほうが何倍も評価されます。これを著者は「錯覚資産」と呼んでいます。この錯覚資産の増やし方が、社会人一年目に気づけるかどうかが今後の会社員人生を左右すると言っても過言ではないと思います。

他の記事でも書きましたが、運良く仕事で成果が出ると次のチャンスがやってきます。そのチャンスをものにすると次の仕事が来るという良い循環が起こります。

この、良い循環に入るためのポイントもこの本には書かれているので、これから社会人になる人や若手の方はぜひ一読することをおすすめします。

本の中身も、文字が大きめで時折イラストが入っているため読みやすいです。

まとめ

今回紹介した以外にも、新社会人向けの書籍はたくさん発売していますが、今の時代に合っており、なおかつ役に立つものがこの2冊だと思います。

本を読むという習慣がない人は、なかなかつらいと思いますが、本というものは著者の長年の経験が一冊にまとまった時間効率がとてもいいものです。簡単に言うと、本は情報を集めるときにめっちゃコスパ良いです。

今回の本を読んで少しでも社会人としてうまく生きていっていただければ幸いです。

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