【初心者必見】SBI証券の高配当投資信託で不労所得を得る方法とは
不労所得が欲しい、毎月現金が振り込まれる経験をしたいと考えている投資家は多いのではないでしょうか。そんなあなたにおすすめなのが、SBI証券の高配当投資信託です。
SBI証券の高配当投資信託は、手数料が低く、タコ足配当のリスクが少ないという点で従来の毎月分配型投資信託とは一線を画しています。2022年頃から注目され始め、1年以上の運用実績を積み上げた今、実際の分配金額や利回りが明らかになってきました。
本記事では、SBI証券の高配当投資信託の魅力や、各ファンドの実績、ETFとの比較、そして注意点まで徹底解説します。不労所得を得るための第一歩として、ぜひ参考にしてください。
SBI証券の高配当投資信託ランキング【2025年最新】実績と利回り比較
SBI証券の高配当投資信託は様々な地域や特性に応じた商品ラインナップが揃っています。それぞれの実績と利回りを比較してみましょう。(分配金利回りは2025年3月時点)
SBI欧州高配当株式ファンド(年4回決算型)
分配金利回り:約5.6%
欧州の高配当株式に投資するファンドで、当初予想されていた6%に近い5.6%の分配金利回りを実現しています。信託報酬は0.099%と低コストで、分配月は3月、6月、9月、12月です。
組入れ上位にはイギリス、フランス、ドイツの銘柄が多く、特に銀行系の企業が目立ちます。設定来1年でのリターンは7.518%となっており、高配当と値上がり益の両方を狙える商品です。
SBI全世界高配当株式ファンド(年4回決算型)
分配金利回り:約3.8%
世界中の高配当株式に投資するファンドで、信託報酬は0.055%と非常に低コストです。分配月は2月、5月、8月、11月となっています。
投資先は米国が60%、ヨーロッパが20%、日本が10%、新興国が10%程度となっており、世界中に分散投資ができます。設定来リターンは7.04%で、安定した分配金と値上がり益を期待できる商品です。
SBI・SPDR・S&P500高配当株式インデックスファンド(年4回決算型)
分配金利回り:約4.33%
米国の高配当銘柄に投資するSPYDというETFに連動したファンドです。信託報酬は0.1338%で、年間で495円の分配金が支払われています。
1年間のリターンは18.91%と高く、分配金だけでなく値上がり益も期待できる人気商品となっています。
SBI・V・米国高配当株式インデックス・ファンド(年4回決算型)
分配金利回り:約2.87%
米国の高配当株式に投資するVYMというETFに連動したファンドです。信託報酬は0.1238%で、設定来累計で330円の分配金が支払われています。
設定来リターンは20.86%、1年間の利回りは16.67%と高いリターンを示していますが、VYMの株価上昇により利回りが相対的に低下している状況です。
SBI・V・米国増配株式インデックス・ファンド(年4回決算型)
分配金利回り:約1.76%
10年以上増配を続けている米国企業に投資するVIGというETFに連動したファンドです。信託報酬は0.1138%で、年間190円の分配金が支払われています。
高配当投信としては分配利回りは低めですが、長期的な成長が期待できる銘柄に投資している特徴があります。

欧州株は利回り高い点ではアメリカ株より魅力的だね
新NISA・積立NISAでも人気のSBI高配当投資信託の銘柄とは
2024年から始まった新NISAや積立NISAでも、SBI証券の高配当投資信託は人気を集めています。特に以下の銘柄が注目されています。
SBI全世界高配当株式ファンド(年4回決算型)
全世界に分散投資できるため、リスク分散の観点から新NISA・積立NISAに適しています。組入れ上位銘柄にはゴールドマン・サックスやJPモルガン、ウェルズ・ファーゴなどの米国金融系企業、アムジェンやフィリップ・モリスなどの医薬品・消費財企業が含まれています。
SBI欧州高配当株式ファンド(年4回決算型)
高い分配金利回りが魅力で、新NISAの成長投資枠でも人気です。ASMLなどの半導体製造装置メーカーやノバルティスなどの医薬品銘柄も含まれており、欧州市場への分散投資としても有効です。
SBI・V・米国高配当株式インデックス・ファンド(年4回決算型)
VYMに連動するファンドで、米国市場への投資として人気です。積立NISAでは100円から購入できる点や、クレジットカード積立が可能な点も初心者に優しい特徴となっています。
高配当投資信託のデメリットとタコ足配当の危険性
高配当投資信託には魅力がある一方で、注意すべき点もあります。
タコ足配当(特別分配金)とは何か
タコ足配当とは、投資信託が運用で利益を出せていないにもかかわらず、投資家から集めた資金(元本)を取り崩して分配金を支払うことを指します。従来の毎月分配型投資信託では、毎月必ず分配金を出さなければならないため、市場環境が悪い時期にもタコ足配当を行うケースがありました。
SBI日本高配当株式ファンドのケース
SBI日本高配当株式ファンド(年4回決算型)は、一時期「特別分配金」という形で元本払い戻し金が発生し、タコ足配当ではないかという懸念がありました。しかし、最新の分配金のお知らせでは「本ファンドの受け取り配当金などの収入の範囲内で支払われるもの」と明記されており、タコ足配当の心配はないようです。
高配当投資信託のその他のデメリット
- 相場上昇局面ではインデックスファンドよりリターンが低くなる可能性がある
- 基準価格よりも高値で購入すると、実質的に元本払い戻しになるケースもある
- 年4回決算型も、利益が出ない時期に分配金を出す必要があるリスクがある

タコ足配当を過度に心配する必要はなさそうだね!
高配当投資信託 米国vs欧州vs全世界 どれを選ぶべきか
投資対象地域によって特徴が異なる高配当投資信託。あなたに合った選び方を解説します。
米国高配当投資信託のメリット
米国市場は世界最大の株式市場であり、安定した経済成長を背景に多くの企業が配当を重視しています。特にVYMに連動するSBI米国高配当株式ファンドは、設定来リターンが20%を超えるなど好調です。ただし、米国一国に集中するリスクもあります。
欧州高配当投資信託のメリット
欧州企業は伝統的に配当を重視する文化があり、米国よりも高い配当利回りが特徴です。SBI欧州高配当株式ファンドは5.6%と高い分配金利回りを実現しています。ただし、経済成長率は米国に比べると低い傾向にあります。
全世界高配当投資信託のメリット
地域を分散させることでリスクを抑えつつ、各地域の高配当株式に投資できます。初心者や安定志向の投資家におすすめです。SBI全世界高配当株式ファンドは信託報酬も0.055%と低く、コスト面でも優れています。
ETFより投資信託がおすすめな理由 SBI証券の高配当投資信託の強み
SBI証券の高配当投資信託は、直接ETFを購入するよりも多くのメリットがあります。
少額から購入可能
ETFは一口あたり1万9000円〜2万円程度するものも多いですが、SBI証券の投資信託は100円から購入可能です。初心者や少額から始めたい投資家に適しています。
クレジットカード積立が可能
SBI証券では投資信託のクレジットカード積立が可能で、ポイントも貯まります。ETF直接購入では利用できない便利な機能です。
二重課税問題の回避
ETFを直接購入すると、米国での10%源泉徴収と日本での20%課税で二重課税になります。これを回避するには確定申告で外国税額控除の手続きが必要ですが、投資信託ではこの問題が自動的に解決されるため手間がかかりません。
SBI証券の手数料引き下げの取り組み
最近バンガード社がETFの手数料を引き下げたことに連動して、SBIアセットマネジメントも信託報酬を引き下げました。例えばSBI・V・米国増配株式インデックス・ファンド(年4回決算型)は0.1238%から0.1138%へと0.01%引き下げられています。このような投資家に寄り添った姿勢も、SBI証券の投資信託の魅力と言えるでしょう。
まとめ 初心者にもおすすめなSBI証券の高配当投資信託で不労所得を実現しよう
SBI証券の高配当投資信託は、低コストで手軽に高配当株式に投資できる優れた選択肢です。特に欧州高配当株式ファンドの5.6%という分配金利回りは魅力的で、1億円投資すれば年間560万円の分配金収入が期待できます。
また、タコ足配当のリスクが少なく、実際に運用で得た利益から分配金を支払うという健全な運営方針も評価できます。
初心者は全世界高配当株式ファンドから始め、徐々に米国や欧州など地域特化型に分散していくのがおすすめです。新NISA・積立NISAでも活用しやすく、長期的な資産形成と不労所得の実現に役立つでしょう。
高配当投資信託は、相場が下落しても定期的に分配金が入ってくるため、精神的な安定剤としての役割も果たします。SBI証券の高配当投資信託をうまく活用して、安定した不労所得の道を歩み始めましょう。

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