先週のアメリカ市場は急落するもFOMCを通過し上昇して終わりました。S&P500やNASDAQについては、押し目をつけて上昇したような印象を受けましたが、NYダウだけ弱い動きになっている可能性があります。
NYダウ
画像はNYダウの週足チャートになります。S&P500やNASDAQの週足をみると、20MAで反発し下ヒゲの長い陽線で終わっています。NYダウも下ヒゲの長い陽線で終わっているところは同じですが、株価が20MAを下回っており、週後半に回復したものの、20MAを明確に上回るまでには至っていない状況です。また、5MAも20MAに接近しており、9/27週の動きが冴えないと5MAが20MAを下抜けする可能性があります。5MAが20MAを下抜けするのはコロナショック前に遡るため、調整が大きくなる可能性があります。
また、5月、8月の高値を見てみるとヘッドアンドショルダーの左ショルダーとヘッドを形成しているようにも見えます。今後、35000ドルを超えて上昇してこないと、右ショルダーの完成となり、33300ドルを下抜けて下落するとヘッドアンドショルダーの完成となりそうです。
私個人としては、NYダウも押し目をつけて上昇トレンドになったと感じているところですが、週足という大きな視点で見ると下落の可能性も否定できないため、9/27週以降の動きには注意したいです。
コメント