昨今の世界経済の変調により企業が内定取り消しをしているというニュースを耳にしました。
私が新卒のときは、リーマン・ショック後でなおかつ東日本大震災が起こり就職活動がとても厳しい状況でした。
今の状況とは違う点もありますが、内定取り消しに会った人の励みに少しでもなればと私の経験も踏まえ記事を書きます。
生きろ
いまあなたはとても絶望感に打ちひしがれていると思います。
しかし、決して命を絶とうとはしないでください。とりあえず迷ったら生きる方を選んでください。
私も就職活動のときはなかなか内定が出ずに、世間ではブラック企業だの社畜だのと騒がれていましたが、「俺はその社畜にすらなれないのか」と思いながら、サラリーマンと一緒の電車にゆられていました。
日本企業が新卒至上主義ということは私も知っていましたから、無い内定で卒業したらどうしよう、就職留年できないよなということをいつも考えていました。
辛いことがあると気持ちをすぐに切り替えることは簡単ではありません。
しかし、まずは迷ったら生きる方を選び、心身ともに正常に戻るまで休みましょう。
親のすねをかじれ
親のすねはどうしてついているのでしょうか?
そう、かじられるためについています。
恥ずかしい、頼りたくないという気持ちがあるとは思います。しかし、心身ともに落ち込んでいるときにはまっとうな判断は難しいです。
まずは、親のすねをかじり、守ってもらってください。もし、親が何らかのコネクションを持っているなら使ってください。
あなたが生きていてくれるだけで、親は満足です。
頑張れるやつはギリギリまで粘れ
これは、まだ気力がある人だけでいいです。疲れた人は一休みしてから行動してください。
もし、まだ就職活動に力を注げるなら、ギリギリまでやったほうがいいです。
ただ、これから内定を出してくれるところは何らかの勤務条件が悪かったりします。ですから、内定を出してくれたところで一生働くという気持ちは捨て、2~3年働き社会人としてのスキルが身についたら転職すると言った気持ちで入社してください。
こんなだめな自分を拾ってくれたから恩返ししなくちゃという気持ちは、全くいりません。相手が使い捨てにする気ならこちらも使い捨てにするまでです。
さいごに親御さんへ
もし、この記事に書かれていることにご子息様が会われたとしても、あなたのご子息様は何も悪くないです。もちろん、中身にも問題はないです。
こういうことは本人達の努力の外側で、為すすべなく起こった災害のようなものです。
私からのお願いは、息子さん、お嬢さんの話をただただ聴いてあげてほしいということです。
なるべく、自分の意見は言わないでください。例えば「人生は甘くない」、「他の子はどうなの?」、「俺のときはこうだった」といったことは言わないでください。就職活動をしている本人たちは見た目以上に疲弊しています。
もし、遠方に住んでいるようでしたら、お手数ですが親御さんから電話してあげてください。私もそうでしたが、若い頃はプライド高いので自分から親に電話することはハードルが高いです。
まとめ
この記事がどこまで参考になるかわからないし、誰かに読まれるのかもわかりませんが、昨今の状況から居ても立っても居られなくなったので筆を執りました。
後で振り返れば、笑い話になることも多いですが、やってるときは本当に辛く、いつまで続くのかと感じていると思います。
しかし、どんな事があっても見苦しくても生きてください。
生きて、今回自分が経験した思いを後世に伝えていくことがあなたの新たな使命だと私は思っています。
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