日経平均は、来週以降も不安定か

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先週の日経平均は、一旦反発し5月10日には、29,500円台まで回復しましたが、その後は大きく下落し、終値では28,084.47円で終わっています。金曜日は反発したものの、下落トレンドが終わったというサインはまだ乏しく、来週以降も予断を許さない展開になりそうです。

現在の日経平均は、5~100MAを下回っており、各移動平均線も横ばいから下方向に転換してきています。また、過去何回も反発していた28,400円台の抵抗線を切っており、とても弱い状況です。直近では、2020年12月下旬で推移した27,500円台で反発しておりますが、下落トレンドの転換というよりは、下落からの一時的な反発と思われます。来週は、この反発が続き5MAを超えていけるかがポイントになりそうです。ただ、他の移動平均線も下方向になってきているため、頭を抑えられる可能性があります。

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9432 NTT

NTTは、この不安定な相場の中でも堅調に推移しています。先週金曜日は、陽線で各種の移動平均線を超えて終わっており、上昇トレンドが再開した可能性があります。現在推移している水準はコロナショック前に推移していた水準であるため、まだ横ばいが続く可能性があります。全体の相場は注視したほうが良いと思いますが、相場が好転するようであれば面白いと思います。

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