日経平均の反発が続くかはNYダウにゆだねられた

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先日、4月20日からの日経平均について動きを予想する記事を書きました。

おおむねその時に予想した動きになってきましたので、再度、日経平均の今後の動きについて予想、修正をしたいと思います。結論としては、20MAをかろうじて上回っている状態であるため、NYダウなど外的な要因で売りシグナルが出る可能性があります。

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日経平均の現状分析

日経平均については、このところコロナショックからの反発が続いてきて、4月17日に19,922円をつけました。その後は下落し、4月22日は19,137.95円で終わっています。

コロナショック反発については、やはり20,000円の節目が意識されたようで、20,000円を超えられずに下落に転じました。私としては、もう少し上昇すると考えていましたが、難しかったようです。

この間、原油先物(WTI)が史上初のマイナス圏に入ったことがありましたが、日経平均への影響は思いのほか出ていないと言った印象を受けます。

原油先物については、商品先物取引であるという特性がありますが、異常な動きが出ると他の金融商品や経済に影響が出る可能性があるため、今後も株価の動きには注意したほうが良いと感じています。

NYダウの現状分析

NYダウについても日経平均と同様に、コロナショックから反発しており、4月17日に下落幅の50%戻しをしました。

その後は下落しており、4月21日の終値は5MAを下回り、5MAと20MAの間に位置しています。4月22日以降は20MAを下回るかどうかが重要になり、20MAを割ると二番底に向けた動きになると思います。

日経平均の今後の動き

日経平均については、4月22日時点でかろうじて20MAを上回っている状況です。

NYダウや為替などの要因により簡単に20MAを割りそうな雰囲気があります。仮に、20MAを割るようであれば二番底をつけに行くような動きになる可能性がありますので、今後の動きに注意する必要があります。

いっぽうでローソク足を見ると、長い下ヒゲをつけて終わっているため、下落がいったん終わったと見ることもできます。その場合は再度5MAを超えていけるかが焦点となります。

4月も後半になりセル・イン・メイ(株は5月に売れ)といった格言も意識されやすくなっていますので、取引については慎重にする時期になっていると思います。

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