セブン銀行は上昇を続けるか

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本日は、日経平均が595円41銭と大幅高で終わりました。昨日、心配していた上昇一服を感じさせないような上げ幅で順調にコロナショックの下げを戻しているように思えます。

いっぽうで日経平均の20,000円台は節目として意識されやすいだけでなく、今回の下げ幅の50%戻しが20,250円にありますので、上値は抑えられそうです。

今回は、先日紹介したセブン銀行について、今後の分かれ目に差し掛かりつつあるため、現状を整理したいと思います。

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現状から見た値動きのポイント

セブン銀行は、2019年12月17日に高値をつけた後、一方通行で下落しており、3月13日に235円をつけた後反発しています。

先日、紹介したように5MAが20MAを上抜き、4月6日に接近しましたが、20MAを下回ることなく上昇を続けています。4月14日終値も、5MAを割ることなく引けており、チャートの形としては上昇を保っています。

心配な点は、60MAが接近していることと、今回の下落の50%戻しが300円付近にあることです。

今回の下落時には、20MAに近づきながらも跳ね返され下落しており、60MAと接近するのは今回が下落後はじめてとなります。今後、60MAも難なく超え、上昇が続くか跳ね返され下落に転じるかの分かれ目がもうすぐ来ることになります。

フィボナッチを見てみると、今回の下落に対する50%戻しが300円付近にあり、節目であることからも意識されやすい状況となっています。また、61.8%戻しが315円付近にあるため、300円台より上は上値が重くなる可能性があります。

300円付近に移動平均線や節目が集まる状況となっているため、ここを上抜くには、力強さが必要であると感じます。跳ね返された場合は、先日のZホールディングスと同じく20MAを下回るかどうかの判断になるため、今後の動きがとても難しくなります。

300円付近で跳ね返された場合は、手仕舞いも視野に入れつつ空売りや反発を注意深く観察していく必要が出てくると考えています。

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