本日の日経平均は228.14円の下落とそれなりに下げたなという印象でした。大型株を中心に見ていくと、3月23日から始まった日経平均の反発局面で、やっと下げ止まった銘柄とすでに株価がコロナショック以前に回復している銘柄の2つに分けられる状況になってきました。
そんな中、NTTが下落局面に入ったのではないかと感じたので紹介していきます。
NTTの現状と今後の動きを予想
NTTは3月13日に安値2,153円をつけた後に、日経平均と同じく反発し、3月30日には高値2,731.5円とコロナショックでの下落幅の78.6%を戻しました。
日経平均が反発を続ける中、NTTも上昇するかと思いきや、3月30日、4月8日、4月16日の高値が、60MAにキレイに跳ね返されており、4月20日には5MAと20MAを下抜けて引けています。移動平均線だけを見ても5MAが20MAとデッドクロスしており、下落局面に入った可能性があります。
信用取引ができる人は、空売りで取引してもおもしろいところだと考えます。あとは日経平均の反発が終わり、20,000円近辺で再度下落になると、より下落スピードが早くなりそうです。
すでにNTTを保有している人は、利益が出ていれば確定させるか、両建てにすることによって、下落に備えると良いと思います。
ちなみに、同じNTTグループのNTTドコモ(9437)については、すでにコロナショックから回復し、上値を追っている展開ですので、チャートとしては上昇局面が維持されています。テレワークよりも5Gのほうが注目されていると言うことなのかはわかりませんが、この2銘柄の動きは大きく違っています。
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