先週の日経平均は、大きく上昇して終わりました。ちょうど重要なポイントに差し掛かっているため10/18週の動きにも注目したいです。そんな相場の中でキヤノンと大和証券の株価を見ていきます。
日経平均
日経平均の振り返りをしたいと思います。日足チャートです。先週の日経平均は、若干の下落があったものの上昇基調で推移し、10/15には517.70円と大幅高で終わりました。先週の上昇により抵抗レベルになると思っていた60MAと100MAを明確に超えてきたことはプラスだと感じます。金曜日の上昇で20MAに到達したため、来週以降に20MAを超えていけるか頭を抑えられるかがポイントになりそうです。
金曜日の日経平均先物は20MAを超えているため、10/18の日経平均も上げて始まりそうですが、上昇が持続できるかどうか注目したいです。
7751 キヤノン
キヤノンは再度2800円の節目を試しそうです。9/28に節目超えを試した株価は2800円を超えて行けずに下落しましたが、下落は100MAに支えられる形で反発しています。先週の上昇で株価は各移動平均線を超えてきている上に5MAも60MAで支えられる形で反発し20MAを上抜いてきました。
チャートとしては強い上昇トレンドを示しています。MACDも上昇を示してしており、RSIも9/28の上昇時よりもまだ過熱感がないため、まだ上昇する可能性がありそうです。懸念材料としては週足チャートを見ると60MAが100MAより下にあるため、週足ベースだとそこまで上昇圧力が高まっていない点です。キヤノンは相場に連動しやすい銘柄であるため、日経平均動きを見ながら動いていきたいです。
8601 大和証券
大和証券は再度高値をチャレンジしそうです。大和証券の株価は先週の上昇で5MAを超えてきており、移動平均線も5MAと20MAがゴールデンクロスしています。また、60MAが100MAとゴールデンクロスしており、上昇トレンドが強くなりつつあります。20MAが右肩下がりである点が気になるポイントですが金曜日は出来高の伴う大陽線であり上昇圧力が強いことを示しています。
RSIも9月中旬の上昇時に比べまだ過熱感がないため上昇する余力がまだありそうです。前回上抜けを失敗した700円の節目を超えていけるか注目したいです。
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