本日の日経平均は、日銀の金融政策決定会合を好感して521.22円上昇し19,783.22円で終わりました。このまま上昇が続けば、4月17日に超えなかった20,000円台も視野に入ってくる状況です。
そんな相場の中、これから上昇が見込まれる銘柄を3つ紹介したいと思います。どの銘柄も日経平均の上昇に比べ出遅れて上昇していますが、相場が良ければこれからも上昇が続く可能性があるため、チェックしてもらえればと思います。
8306 三菱UFJフィナンシャルグループ
言わずもがな大手金融グループです。以前も少し紹介しましたが、ポイントだった380円を割らずに推移しています。
4月27日に株価が、5MAと20MAを上抜いて終わっているため、上昇シグナルが出ていると思います。また、5MAも20MAより上にあるためチャートの形としても良いです。
株価自体は、コロナショックからの戻りが遅く、依然として底値であるため、今後の上昇が見込まれます。
懸念材料としては、60MAが下がってきているところと、日銀によって今後も低金利が維持されるようだと経営には悪影響が出ると言ったところです。
4005 住友化学
大手化学メーカーになります。チャートの状況については、ほとんど三菱UFJと同じになります。株価が移動平均線を上抜いており、今後の上昇が見込まれます。
先程の三菱UFJと違い化学メーカーですので、低金利が続くことの悪影響は出にくいと思います。ただ、石油製品も扱っているため注意が必要かもしれません。
また、1株が322円(4月27日終値)であるため、資金が多くなくとも買いやすい銘柄ではあります。
4188 三菱ケミカルホールディングス
こちらも大手化学メーカーです。特に化学メーカーを推しているわけではないです。あくまでチャートの形で判断した結果、化学メーカーの2社が有望であったということです。
基本的に他の2銘柄と同じ状況になります。唯一違うところが直近3日間のローソク足が陽線で終わっているところになります。直近の勢いが、他の2銘柄よりも強いため今後の上昇ペースが早くなる可能性があります。
チャートとしては一番上昇シグナルが強いのではと感じています。いっぽうで先程言ったように、上昇ペースが早いと買いそびれてしまうため、明日以降の動きを見ながら、どの銘柄を買うか決めていくことが良いと思います。
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